The S&P

旅をしながら、働きながら、食べながら、アレコレ勝手にレーティングしています。

Louis Vuitton本店 (しかも小汚い格好で)

サンマロからはパリへ移動。直通TGVで、モンパルナス駅へ。

 

こんなものがありました。

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自転車型スマートフォンチャージャー!

試したい度:★★★★

自転車のライトを点けるダイナモを起動するだけでも結構な負荷になるので、スマートフォン充電ともなれば、良いエクササイズになりそうです。

レア度:★★★

他のターミナルでは見かけませんでした。

デザイン性:★★★

このマシンは全部同じデザインなのでしょうか。モンパルナス駅は内外ともに見た目がドライなので、木目をあしらったマシンがまるでオアシスのようです。

 

タクシーでホテルに移動。TGVの到着に合わせて行列ができるのでしょう。私が並んだ時には5組目でしたが、タクシーに乗るまでは10分もかかりませんでした。

 

チェックインを済ませて、部屋に荷物を置いたらメトロでパリ市内観光へ。


まずは、シャンゼリゼ通りへ。広くて長くて大きい。ここを歩くと、東京のシャンゼリゼとして海外のガイドブックに紹介されている姉妹通り表参道が、箱庭に思えるほど。やはり本物が持つ迫力と空気感は、圧倒的です。それがたとえ、観光客の目を客を意識してプロデュースされたものであったとしても...。

 

閉まっているお店が多い日曜日でも開いているから、シャンゼリゼはショッピング天国。

 

Louis Vuittonの本店もここ。メトロ駅George  Vのすぐ近くです。

 

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友人から、パリ本店の人たちは、意地悪で怖かった...という話を聞いていたので、事前準備のためにインターネットの掲示板などで情報を読んでいました。


「販売員が冷たかったです。」

「せっかく買いたくても、お店の人が捕まりません。」

「日本人の方が出勤していなかったので、またの機会に出直すことにしました。」

という趣旨のビターな体験談と、

「今回は、別室でお茶をいただくことが出来ました。」

「頑張ってフランス語で話しました。こちらの買い物を応援してくれる感じでしたよ。」

というような、こなれた人々の成功体験と半々。

 

どうなのでしょう。買う側の服装や、態度も見られているのでしょうねえ。
黒いパンツ、黒いトップスにスカーフ(代わりのなんと風呂敷、汗)を首に巻いただけというみすぼらしいスタイルだった私は、お店への突入に大きな迷いがありました。恐る恐る通りから様子を伺うと...すばらしいことに店内は、私以上にカジュアルな服を着た旅行者で満ち溢れていました。(チャイニーズやインド系の方が多かったです。)

これは心強い!洗練されていない私も安心して突撃することが出来ました。
こうして、高級ブランドはザ・小汚い旅行者たちに価値を貶められて行くのでしょうか...。

お店に入る前に、黒服さんが金属探知機でボディーチェック、さらに荷物を開いて不審物をチェック。この行列で3分ほど。ああやはり、あのテロ事件以来、パリのセキュリティレベルは格段に上がっていますね。どこもかしこも。

 

店内に入って、ドアマンにはにこやかにボンジュール。彼らは販売員ではないので、質問禁止。挨拶だけしかしてはいけないそうです。(掲示板情報を鵜呑みにしています。)

日本だとこうしたお店の入り口って、気取った感じの黒服のワカモノが立っているのですが、こちらではいかにもセキュリティ要員然としたマッスルなバウンサーが構えていて、迫力満点。それだけ危険もあるのかしら。


まずは店内をパトロール。黒山の人だかりが出来ていると思ったら、日本人の販売員さんの順番待ちでした。日本語でお買い物が出来るのは、安心感がありますよね。

 

それにしてもこの混雑。お店の方の奪い合いで、どなたも話しかけるスキがない。私のような末端の一見顧客は、ガツガツと販売員の方を捕まえに行かないと商品を見せていただくことすら出来ません。

ようやく販売の担当を捕まえるまでに、10分近くかかりました。(この辺りは文字通り、捕まえたという感じです。)

私が相談している最中に、チャイニーズのお客様の割り込みがあったり、ちょっと嫌な思いもしましたが(チャイニーズが嫌いなのではなく、マナー違反が嫌い。写真NGの店内で記念撮影をして、注意されているファミリーもいましたよ...何を考えているのだか)、いくつか見せていただいた中でバッグを一つを獲得。

 

お会計をすませたら、ヴーヴクリコのロゼを一口。私にはこれだけでも充分過ぎるアルコールです。

 

混雑度:★★★

日曜日の伊勢丹並。

観光:★★★

店内のディスプレイや限定品だけでも、見る価値はありました。冷やかしは良くありませんが...。

接客:★★★

担当についていただいた方は、とっても頭の回転が速く、色々な提案もしてくださって親切でした。

飲み物のサービス:★★

お買い物をした方のみ、ジュース、シャンパン二種類、紅茶などを提供。

ごめんよLVMH。華があるという理由だけで、勧められるままにヴーヴクリコをセレクトしました。

本当は紅茶の方が好きなのにね。格好をつけたかったのです。

配達サービス:★★★★

ショッピングバッグをぶら下げて歩くなど、安全対策上は言語道断、これは助かります。担当の方に、午後3時までなら市内のホテルなら当日配達。道路が空いている場合は、それ以後でも当日配達と伺いました。私の場合は午後4時に配達を申し込みましたが、夜ホテルに戻ると、ホットスタンプを押された状態で購入品が配達されていました。

 

駆け足でのお買い物。それでも、それなりに時間がかかりましたので、2時間くらいを予定しておくと安心だと思います。

 

入るまで...5分

店内をざっと見る...10分

販売員さんを捕まえる...10分

商品を見せていただく...50分

会計...10分(レジが混んでいたのか)

免税手続きの説明...5分

ホテルまで配達の手配...5分(無料)

ホットスタンプ...10分

お飲み物...20分

 

ルイ・ヴィトン本店は、観光客向けとの評判通り、フレンドリーなお店でした。

 

担当してくださったのはマレーシア出身で、マレーシア語、北京語、フランス語、もちろん英語も堪能。異なる体系の言語をいくつも操り、サービスも洗練されていて、とてもインテリジェントな女性。憧れを隠しきれません。

 

「日本人のお客様はたくさんお越しになりますが、声をかけていただかないと、こちらとしとてもどうすれば良いのか、分かりかねるんですよ。」ということでした。日本人としての理想は、日本語を話せる方が寄ってきて接客していただくことかもしれませんが、ここではなかなか難しいようです。

見てみたい商品がある方は、接客中ではない販売員さんを見かけたら積極的に話しかけないと、永久に目的を達成出来なさそうな雰囲気でした。

 

 ルイ・ヴィトンはサンジェルマン・デ・プレ にもお店がありますが、お客様の質が違う上にこじんまりとしていて、そちらの方は、挑戦のしがいはありそうです。

 

こなれた方や、フランス語が話せる方は、そちらの方がエレガントにショッピングが楽しめることでしょう。

 

それよりもっと上得意のお客様は、 お店の方からお家までオーダーを取りに来るか、あるいは来店した場合でもVIPルームまでエスコートされてカウチに座ってお飲み物をいただきながら、一つ一つ見せていただいたり、あるいは特注品をオーダーしたりするのでしょうか。


働かないと行きていけない階級に属する私には、想像するしかない世界です。

 

つづく